ポイント1)
「盲導犬の人!」とか「白杖(はくじょうor白い杖)の人!」など、誰に向かって言っているのか、はっきりわかるように声をかけましょう。ただ「危ない」と言われても、自分に言われているとは思わないからです。「緑のジャケットの人!!」とか「赤いワンピースの人!!」など、わかりさえすればなんでもかまいません。
ポイント2)
「止まって!」と声をかけて下さい。「下がって」と言われても、ホームの端で、左右の関係を勘違いしている場合、逆に落ちてしまうことも考えられます。
ポイント1)
命の危険がある緊急の時は、ためらわずに腕や肩をつかんででも止めてください。実際、そのおかげでホームから落ちずにすんだという人は多いのです。
ポイント2)
ただし、緊急でない時には、いきなり腕や肩をつかんだり、体にさわらないようにお願いします。驚かせたり、怖がらせたりして、かえって迷惑になってしまいますので。
「お困りですか?」と聞かれると、道に迷ったりしていない限りは「いえ、大丈夫です」と答えるものです。「どこに行きますか?」と聞かれるのも、あまりいい気持ちはしません。
「何かお手伝いしましょうか」であれば、「じゃあお願いします」あるいは「今は大丈夫です」など、コミュニケーションがとりやすいものです。
「サポートしましょうか?」という声かけも、柔らかくて悪くないですね。
「結構です」と断られる場合も少なくはないと思いますが、「それならよかった」という、気軽な気持ちで声をかけることが大切です。
申し出を断られたら、少し距離をおいて見守って下さい。見守るのも、とても大切な配慮です。
イラスト:小針 彩
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(任意団体/2017年1月発足)
代表:高山久美子
副代表:原田敦史
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